わが国では、高度経済成長期に整備された公共施設が、一斉に更新時期を迎えております。
これを受けて、平成25年11月には、国のインフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議において「インフラ長寿命化基本計画」が策定され、各施設を管理・所管するものがインフラ長寿命化計画(行動計画)・個別施設ごとの長寿命化計画(個別施設計画)を策定すること、及び、これらの計画に基づき点検等を実施したうえで適切な措置を講じることが求められています。
そのため、各管理者において維持管理体制の構築及び施設の修繕が進められています。
飛島村では、平成30年度に村の管理する全ての村道を対象として路面性状調査を実施し、「飛島村舗装個別施設計画」を策定しました。本計画は、飛島村の公共施設のうち道路舗装についての今後の安全・安心の確保及び中長期な維持管理・更新費の削減や予算の平準化を図ることを目的とした、国の施策に基づく道路舗装個別施設計画として位置づけています。
点検時期としては、全路線を10年に1回、1級、2級及び臨港地区内村道を5年に1回点検を行っています。