小学校と中学校は別々の組織ですので、小学校教育を中学校教育につなぐためには、実は様々な課題があります。「小中一貫教育」は、それらの課題を解決することを目的の一つとし、９年間を通して育てたい子どもの姿を共有して系統的に行う教育を言います。飛島村はこの「小中一貫教育」を平成１８年に開始しました。それを受け、令和２年度からは「義務教育学校」に生まれ変わりました。「義務教育学校」は小中一貫教育校の一種で、小学校と中学校が一つの学校となり、一人の校長の下で一つの教職員集団が一貫した教育計画を編成・実施する９年生の学校です。「学校教育法」という法律の改正により、平成２８年に新設された学校教育制度の一つです。飛島学園はこれまで進めてきた小中一貫教育を制度面や運用面からさらに推進することを目的とし、「義務教育学校」として動き始めています。