新しい年を迎えて
あけましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まらず、本村でも緊急事態宣言等の対象地域に指定されたことで施設の利用を制限する等、住民の皆さまの健康と安全を最優先とする迅速かつ柔軟な対応が求められた年になりました。
一方で、全国的に始まりました新型コロナワクチンの接種ですが、本村では、88.5%(12月8日現在)の方が2回目の接種を終えることができています。まもなく、3回目の接種が始まりますが、村民の皆さまが1日でもはやく、また、1人でも多くの方に接種していただけるよう全力を挙げて取り組んでまいります。
また、昨年は、延期されていた東京オリンピック・パラリンピックが開催される等、少しずつですがコロナ禍でも開催が可能なイベントが増えてきています。本村でも、昨年度と同様に規模を縮小して開催したふるさとフェスタは、村民の皆さまのご理解とご協力のおかげで成功することができました。本年も開催が可能なイベントを検討し、積極的に実施できるよう取り組んでまいります。
さて、本村では昨年から最上位計画である第5次総合計画の策定に向けて取り組んでおります。とりわけ、職員は行政内部の視点にとどまることなく、住民の目線で計画の策定に取り組んでいます。令和5年4月の計画完成に向けて、住民の皆さまのご理解をいただきながら、実効性のある計画を創り上げていきたいと考えています。
さらに、対外的な取り組みとしまして、昨年11月には様々な交流を行ってまいりました石川県輪島市との友好交流協定を締結しました。今後とも両市村および住民相互の友好関係を増進し、経済・観光・教育等の各分野で交流を行い、「活気と魅力のある村づくり」を進めてまいります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大から間もなく2年が経過しようとしております。感染者数は落ち着きつつありますが、いつ第6波が到来するか分からない状況にあります。気を緩めることなく、引き続き感染予防の徹底をお願いいたします。本年も新型コロナウイルス感染症の感染拡大を最小限に抑えるよう全力を尽くしてまいりますので、今後とも皆さま方のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
最後になりましたが、本年も皆さま方のご繁栄とご多幸を祈念し、年頭のご挨拶といたします。
令和4年 元旦
飛島村長 加 藤 光 彦