新しい年を迎えて
あけましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症が蔓延し、我々の社会に甚大な影響を及ぼしました。普段の生活においても、マスクによる予防、三密回避、入店時の検温など様々な変化が見られました。さらに村のイベントについても、例年通り開催することができず、非常に歯がゆい1年となりました。
一方で、規模を縮小して開催したふるさとフェスタは、村民の皆さまのご協力のおかげで成功させることができました。この経験を活かし本年は感染対策を十分に行ったうえで、開催が可能なイベントを検討し、積極的に実施できるよう取り組んでまいります。
さて、昨年10月に増便させていただいた飛島バスですが、4月1日からはICカードの使用が可能となる予定です。活気あるむらづくりには公共交通の利便性向上が不可欠です。今後も利用者の皆さまのご意見を取り入れながら、より利用しやすい運行形態への改善に取り組んでまいります。
また、本年度から飛島村立第一保育所の施設改修に着手します。「ひとづくりによるむらづくり」の根幹部分となる、子どもたちを安心して産み育てることができる地域づくりを進めてまいります。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大から間もなく1年が経過しようとしております。新型コロナウイルス感染症の脅威はいまだ続いており、現在第3波の只中であると考えられています。本年も新型コロナウイルス感染症の感染拡大を最小限に抑えるよう、鋭意努力してまいりますので、今後とも皆さま方のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
最後になりましたが、本年も皆さま方のご繁栄とご多幸を祈念し、年頭のご挨拶といたします。
令和3年 元旦
飛島村長 加 藤 光 彦