ファイザー社とモデルナ社の新型コロナワクチン接種後に、ごくまれに、心筋炎・心膜炎を発症した事例が報告されています。とくに、10代・20代の男性の接種後4日程度の間に多い傾向があります。また、モデルナ社ワクチンより、ファイザー社ワクチンの方が、心筋炎・心膜炎が疑われた報告の頻度が低い傾向がみられました。
ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸(どうき)、息切れ、むくみなどの症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診して、ワクチンを受けたことを伝えてください。
心筋炎・心膜炎は、3回目接種後は、2回目接種後より頻度が低い傾向であることが確認されています。3回目接種を含め引き続きワクチン接種をご検討ください。