野良猫は、人間に捨てられたり、迷子になったり、繁殖制限がされなかったために生まれた猫です。猫は、本能で行動しています。そのため、人間がルールを守り、正しい飼育をしなければなりません。
野良猫がかわいそうだからと餌をやるだけで、食べ残しやふん尿の始末をしない無責任な行為は、近所迷惑なだけでなく、交通事故や病気、虐待などの危険にさらされる不幸な猫を増やすこととなり、野良猫を増やす原因にもなります。
野良猫への無責任な餌やりはやめましょう
野良猫によるトラブル
野良猫が増えることは、「庭にふん尿された」・「庭や畑を荒らされた」などのトラブルの原因となります。
野良猫の遺棄
野良猫を捕獲し、他の場所に捨てることは、遺棄にあたり動物愛護法違反となります。また、捨てられた場所の方にも迷惑となります。
猫の飼い主は、次のことにご協力をお願いします。
- 終生飼養
飼われている猫については、その命を終えるまで適切に飼う終生飼養をお願いします。 - 飼い主の明示
飼い猫に首輪、名札等をつけ、飼い主が明らかになるように努めてください。
飼い猫が、帰って来なくなったときや災害時に発見が容易になります。 - 屋内での飼育
猫は快適な環境を整え、飼い主が良いコミュニケーションをとることで屋内でも暮らせます。交通事故や感染症への感染等、屋外での危険から飼い猫を守るためにも、屋内での飼育にご協力をお願いします。