定年を迎えた方、家業を子供に譲られた方、そして健康で家に閉じこもるのはまだ早いと考えておられる高齢者の方々の豊富な経験や能力をこのまま埋もれさせては、社会のためにも非常に惜しいことです。こうした高齢者の希望に応じて、臨時的かつ短期的な仕事を通じて健康や生きがいを高め、同時に地域社会に貢献していくことを目的としています。
会員について
入会
飛島村にお住まいの概ね60歳以上の健康で働く意欲があり、センターの設置目的に賛同された方は入会できます。
退会
退会は自由です。ただし、センターへ届けてください。
会費
会費は年額1,000円です。
シルバー人材センターのしくみ
シルバー人材センターは、高齢者にふさわしい仕事を、民間企業・一般家庭・官公庁など(発注者といいます)から請負の形で引き受けます。
センターが引き受けた仕事は、会員に再請負の形で提供します。
仕事を引き受けた会員には、仕事が完了すればその内容、就業実績に応じて配分金がセンターから支払われます。
したがって、発注者に対しては、センターが全面的に責任を負っており、発注者、会員、センターの間には雇用関係は全くありません。ですから会員の生計を維持することを目的としていませんので、就業日数や収入の保証もありません。
仕事の流れ
会員の皆さんに仕事をしていただき、配分金をお支払いするまでの流れを簡単にご説明します。
- 会員は入会時にあらかじめ自分の希望する仕事を登録しておきます。
- 仕事はセンターが一括して受注します。
- センターは受注した仕事を会員の希望や仕事の場所等を考慮して電話等で連絡します。
- 連絡を受けた会員は、仕事の内容、場所、配分金等を参考にその仕事を引き受けるかどうかを自分で決めます。
- 仕事はセンターからの請負ですが、仕事を引き受けたときは、発注者の意向に沿って責任を持って仕事を遂行します。
- 就業後、就業報告書(配分金の基礎になる書類)に記入し、センターに提出します。
- 配分金は、毎月月末締め切りで、翌月15日に会員に振り込まれます。
- 配分金は、所得税法上雑所得として取り扱われますので、配分金をもらっても公的年金はカットされません。
※このほか、細かな内容については、直接センターへお問合せください。