消防団とは
消防団は、消防本部や消防署と同様、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関です。地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担います。
主に火災、風水害などの災害発生時には、消火活動などの消防活動に従事し、平常時には火災予防の啓発活動もおこなっております。
消防団員の身分は、非常勤の特別職の地方公務員です。災害時の出勤手当、年額報酬などが支給され、災害補償制度に加入しており、一定以上勤務し、退団した場合は、退職金が支給されます。
飛島村消防団の組織概要
本村の消防団員は8分団、139人で構成されています。
人口当たりの定員数は県内でも随一です。港湾部やゼロメートル地帯の風水害、津波災害等の被害が考慮される土地柄です。そこで地域からの支えとして地元消防団員の活動は大変重要なものとなります。
住民の生命・財産を守るため、飛島村消防団では海部南部消防署指導のもと実践を想定したポンプやホースなどの消火器具の操作方法を身につける消防操法に取り組んでおります。また、いざという時に救急救命活動できるよう、消防団員を対象とした普通救命講習の受講もしています。そのほか、警察・消防合同で木曽川にて船舶の習熟を目的とした舟艇訓練等、消防団員として1年を通し訓練をおこなっております。
分団名称および分団区域
名称 | 地区 |
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第1分団 | 新政成 |
第2分団 | 松之郷 |
第3分団 | 大宝 |
第4分団 | 服岡、三福 |
第5分団 | 古政成、竹之郷 |
第6分団 | 渚、梅之郷 |
第7分団 | 元起 |
本部分団 | 飛島村一円 |
消防団の主な年間行事
開催月 | 行事内容 |
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4月 | 新入消防団員辞令交付式 |
5月 | 筏川放水訓練 |
6月 | 海部地方総合防災訓練、弥富市・飛島村消防団合同訓練 |
7月 | |
8月 | 夏まつり警備、総合防災訓練 |
9月 | 応急手当講習、舟艇訓練 |
10月 | 操法大会 |
11月 | 秋季火災予防運動 |
12月 | 年末夜警、退職消防団員報奨金授与式 |
1月 | 観閲式 |
2月 | 普通救命講習、分団車庫点検 |
3月 | 春季火災予防運動、総合訓練 |
※そのほか分団ごとに点検・訓練などを行っています。
※年間行事については開催月や内容が変更となることがあります。